自然移植周期(移植12回目)移植予定日
さて、本日移植予定日です。
採血して、ホルモン値が出るまで待ちます。
が、いくら先月P4が18だったからとはいえ、しぼんだ卵胞から出ているものだろうから
ルティナスでホルモン補充しても毎回7くらいしか出ない私が移植できるわけないと、
我が家のリビングのようにくつろいで院内のテレビを見ていました。
一度水腫の前科があり(その時は移植までにしぼんだ)、ホルモン値が問題なく移植OKなら、
診察室に呼ばれる前に、内診室で水腫チェックに呼ばれるんですよ。
でも自然周期移植ではP4のせいで移植キャンセルになり、内診室に呼ばれることはなく。
それが今回・ ・ ・
内診室に呼ばれました。(=移植決定)
完全に、家のリビングにいる鼻ホジな休日のお父さんだった私は、まずスニーカーの
かかとをちゃんと履き直すところから始まりました。 ←
で、内診。
どうせ水腫ないよねって思ってたら、採卵できそうな立派な水腫がいらっしゃるではないか。
絶望。
いつものグサグサ消毒に加え、水腫に針刺しのダブルパンチ決定です。
私はカタカタ震え上がります。
そして診察室。
P4の数値は、驚愕の28.3を叩き出していました。
そこで私は訊きました。なぜ万年落第点のP4が爆上げしたのかを。
答えはわかりきっていたので、先生が言いそうなことを先に言ってみました。
「なぜP4がこんなに出たのでしょう?たまたまですか?」
すると食い気味に返ってきました。
「たまたまです!!!
たまたま良い排卵が来ただけです!!!」
うそだ。そんなん絶対ありえない。
この万年P4最低値、移植予定日にすごすご帰らされた日は数知れず、こんな重度の
黄体機能不全は初めてと先生に言わしめた私が、たまたまとか!
絶対にビタミンDのおかげだ。おリプロ様のおかげなのに・ ・ ・ !!!
いっそ「お休み期間中なにかされました?」と聞いてくれた方が、先生のためにも
今後ここに来る患者さんのためにもなるのにねぇ・ ・ ・ 。
もちろん全ての人に当てはまるわけではないかもしれないけど。
で、10時過ぎに表参道のコンクリートジャングルに放たれて、3時間の時間つぶし。
お昼はいつものそば屋みよたにて。
戻って、培養士さんからの説明。5日目昼胚盤胞 117-125-1-18(Ⅲ)、
アシストハッチング後6BCになっていました。
そしてついに移植へ。
やっぱり期待?を裏切らず、水腫刺しより消毒の方がはるかに痛かった・・・。
グサグサ消毒を3ラウンドくらいお見舞いされ、あまりの苦痛に顔が歪みます。
その痛みは、水腫刺しはここでの採卵の10倍、消毒はその100倍ってとこかな★
想像するに、水腫を刺す針はいつもの極細針ではなく太いやつで、きっと他院での採卵の
痛みはこんな感じなのかなぁ・ ・ ・ と。
天使がダメなら次はリプロにお世話になると決めたので、思いがけず参考になりました。
終わって、看護師さんに「水腫刺しより、消毒の方が全然痛かったです!!」と言うと、
「あーー・ ・ ・ 消毒ねぇー・ ・ ・ (苦笑)。。
あれねぇ、どうやら先生が、その後採卵とかの針を刺すのに、痛くて動いちゃうと
危ないから、敢えて消毒を痛くしてるのがあるみたいで・ ・ ・ (苦笑)。」
え?
採卵なんて痛くないですってば。極細針を使ったゴッドハンドの無麻酔採卵ですもの。
きっと痛みは、他院の10分の1以下だと思うんですよね。
なので、我を忘れて声張って訴えました。
「いやいやいやいや!!!
そんな気遣い大丈夫です!!!
消毒があんなに痛いと、逆に針刺す時に怖くてむしろ
余計に動きますって!!!(笑)」
我の叫び、届け!診察室の先生の元へ。
そういや、以前天使で卒業された方のブログを読んだら、
こんな痛い消毒は初めて!もしや採卵の痛みを紛らわそうとしてます?
とありました。
正解!
・ ・ ・ というわけで、長くなりましたが予想外に移植ができてしまいました。
もし奇跡的にうまくいったら、先生に見放されかけた天使より先に、リプロにビタDの
御礼に行きたい気持ちでいっぱいです。 ←
犬は3日飼えば恩を忘れないと言うけど、3年以上通った天使への恩を忘れる女であった。